岸田文雄の年収が2.1億円説を徹底検証！内訳を公開
岸田文雄といえば、日本の第100代首相であり、自由民主党（LDP）の総裁として知られています。
2024年には任期満了に伴う総裁選も控えており、支持率は低迷していますが再出馬には意欲があります。
- 名前：岸田文雄（Fumio Kishida）
- 生年月日：1957年7月29日
- 出身地：東京都渋谷区
- 身長：174 cm
- 事務所名：自由民主党
- 活動開始：1993年に広島1区で初当選
- 主な役割：首相、外務大臣、政調会長など
1957年生まれで66歳の「岸田文雄」の年収を紐解いていきたいと思います。
岸田文雄の個人としての収入は『0.4億円』 事務所としての収入は『1.7億円』
合計:2.1億円
収入には個人の収入と岸田文雄が運営している事務所の収入があります。
| No | 年収の内訳 | 内容 | 金額 | 収入区分 |
|---|---|---|---|---|
| ① | 歳費（基本給） | 国会議員の給与 | 2,705万円 | 個人 |
| ② | 期末手当（ボーナス） | 年2回支給されるボーナス | 1,159万円 | 個人 |
| ③ | その他収入（雑収入） | テレビ出演料など | 11万円 | 個人 |
| ④ | 調査研究広報滞在費 立法事務費 | 毎月100万円（非課税） 毎月65万円（非課税） | 1,200万円 780万円 | 非課税 |
| ⑤ | 寄付金 | 国会議員の事務所への寄付 | 255万円 | 事務所 |
| ⑥ | 講演会・パーティ収入等 | 支持層による収入他 | 1億5,509万円 | 事務所 |
| 合計 | 約2億1千万円 |
岸田文雄は自由民主党に所属しており、現在の日本の首相として活躍しています。
自由民主党は、保守的な政治思想を持つ日本の主要政党であり、前首相の安倍晋三や現内閣の多くのメンバーも所属しています。
年収は2.1億円ですが、国会議員であれ累進課税という年収が高いほど税金が高い制度です。
岸田文雄の年収2.1億円に対する税金は所得税45％、住民税10％なので手取りだと約9,500万円ほどになる計算になります。
収益の区分ごとの詳細も確認してみましょう。
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①歳費と②期末手当の収入は2,500万円|想定される月額給料と1回のボーナスは？
議員歳費は以下の3ステップで決まります。
議員歳費（議員さんの給料）は、「議員歳費法」という法律で決まります。この法律は、国会で国会議員が話し合って決めたルールです。
毎年、政府は次の年に使う予算を作成します。この予算の中に、国会議員の給料も含まれています。
予算案が国会で承認されると、国会議員の給料もその中に含まれます。国の予算状況によっては給料が減らされることもあります。
また、国会議員は選挙によって選出されるため、給与の使い道は会計監査によってチェックされることもあります。
2024年7月に「所得等報告書」で2023年の所得金額が公開されています。報告書によると、岸田文雄の所得は総額で3,875万円で3年連続、国会議員トップです。
歳費と期末手当の割合はおおよそ『歳費:期末手当=7:3』のため、所得で割りなおすと月額給与と1回のボーナスの想定額がわかります。
- 月額給与（歳費）： 約225万円/月
- ボーナス（期末手当）： 約580万円/回
ただし、株式配当等も含まれるため実際の収入とは金額が異なる場合があります。
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③その他収入（雑収入）はいくら？｜国会議員のTV出演料は？
雑収入の金額も「所得等報告書」で2023年の所得金額が公開されています。
報告書によると、岸田文雄の雑所得は総額で11万円です。
雑所得は主に「テレビ出演料」や「講演料」で、政治家のパラメーターとも言われています。
では一般的に「テレビ出演料」の一回の出演料はいくらギャラが発生しているのでしょうか。
国会議員のテレビ出演料は通常「数万円程度」とされています。
具体的には、3万円程度が一般的な相場とされています。タレントの1回あたりの出演料は数十万円とも言われていますが、国会議員が少ない理由は「文化人（教養人）」枠での出演が理由と言われています。
また、公務の一環として出演する場合はギャラを貰わないこともあり、政治家としての立場や公職者としての責任を考慮した結果だと考えられます。
流石に総理大臣クラスだと公務の一環としているのでしょうか。
なお、「所得等報告書」に記載されているいわゆる年収は①から③の「歳費」「期末手当」「雑収入」で報道されているため、岸田文雄の年収を表すと以下になります。
岸田文雄の2023年の年収： 3,875万円
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④調査研究広報滞在費と立法事務費では毎月165万円、年間で1,980万円は非課税！
「調査研究広報滞在費」をご存知でしょうか。
こちらは国会議員の運営する事務所への手当で、国政に関する調査研究、広報活動、国民との交流、滞在などの議員活動を行うために支給されるもので、月額100万円が非課税で支給されます。
「立法事務費」はご存知ですか。
こちらは立法活動や調査、事務的な支出をサポートするために使われます。具体的には、事務所運営費、広報活動、地元活動のための費用などに充てられます。
2つとも非課税で毎月165万円が支給されますが、領収書の提出義務がないため、使用用途ははっきり言って不明です。
2021年に新人議員が在職1日にも関わらず満額を受け取ったことを背景に「文書通信交通滞在費」から「調査研究広報滞在費」へ変更されましたが、ザル法と言われる通り改正はほぼされておらず、政治家の闇の資金源です。
- 領収書が不要でお金の使いかたがはっきりしていない（開示義務なし）
- 使わないお金を返す必要はない
- 当選や任期に合わせて日割り支給に改正されたが透明性が不十分
ちなみに対象者は衆議院議員約450名、参議院議員250名の約700名のため、総額8.4億円にのぼります。私たちの税金で有効活用されているか疑問ですが、しっかり国政のために活用いただきたいですね。
岸田文雄の調査研究広報滞在費手当：年間1200万円
岸田文雄の立法事務費手当：年間780万円
計:1,980万円（全角非課税で使途不明）
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⑤寄付金はいくらあるの？｜岸田文雄事務所の役割とは
国会議員の業務は多岐にわたるため、広報活動やスケジュール対応などを行う事務所を運営していることが多いです。河野太郎も「新政治経済研究会」という事務所を運営しています。
事務所の運営は「収支報告書」で公開されています。
主な役割は以下のとおりです。
| No | 役割 | 内容 |
|---|---|---|
| ① | 政策立案・調査 | 法案作成や政策提言のための調査 |
| ② | 地元対応 | 地元（選挙区）住民からの要望や相談への対応 |
| ③ | 広報活動 | 議員活動の情報発信 |
| ④ | 政治資金管理 | 政治資金の調達・管理 |
| ⑤ | スケジュール管理 | 議員の日程調整 |
| ⑥ | 国会対応 | 国会での質問や発言の準備 |
| ⑦ | 党務 | 政党の会合への出席 |
| ⑧ | 事務局運営 | スタッフの管理、収支報告書作成など |
事務所運営には資金調達が必要です。資金調達には「企業や個人からの寄付金」や「講演会」などがあります。
岸田文雄の事務所を運営するための寄付金はいくらあるかをみてみましょう。
| 寄付元 | 金額（万円） |
|---|---|
| 個人 | 5万円 |
| 企業 | 250万円 |
岸田文雄の事務所への寄付金合計： 255万円
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⑥講演会・パーティ収入等はいくら？
岸田文雄の事務所を運営するための収入の多くは有料の講演会やパーティ開催があります。目的は以下のとおりです。
- 政治活動資金の調達：パーティ券の販売を通じて、政治家や政党が資金を調達
- 支持者との交流：政治家が支持者や有権者と直接対話する機会を提供
- 政策や活動の説明：自身の政策や活動を説明し、理解を深めてもらう
新政治経済研究会への2023年度の講演会・パーティ収入
| 講演会名 | 金額（万円） |
|---|---|
| 衆議院議員岸田文雄と国政を語る会 | 1億324万円 |
| 新政治経済塾他 | 5,185万円 |
これらの収入も合計すると以下の通りになります。
岸田文雄の講演会・パーティ収入等の合計： 1億5,509万円
ただパーティについては「収支報告書に記載されていかなった」「資金の一部が議員側にキックバック（配賦）されていた」「20万以下のパーティ券購入は購入者の名前記載がないため出所が不透明」などの問題が判明しました。
こちらの問題は政治資金規正法の規制がゆるいため「ザル法」と批判もされています。
現在は「政治刷新本部」を設置してパーティの開催禁止などが議論されています。
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年収2.1億円の岸田文雄が住んでいる自宅はどこにあるの？
年収2.1億円の岸田文雄の自宅はどこにあるのでしょうか？
岸田文雄の出身地は東京都渋谷区で、出身校は東京都の開成中学校・高等学校、その後早稲田大学法学部を卒業しました。
現在は首相のため公務の一環で東京都内の公邸に住んでいます。
＜首相官邸＞
