斎藤元彦 兵庫県知事の年収が1600万円って本当?ギャラの内訳から全都道府県知事のランキングまで徹底考察!

斎藤元彦の年収が1600万円って本当?ギャラの内訳から全都道府県知事のランキングまで徹底考察!

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斎藤元彦 兵庫県知事の年収1600万円の内訳を公開

斎藤元彦 知事の年収内訳を公開

2024年11月17日、斎藤元彦は兵庫県知事選に立候補し当選しました。

パワハラ問題で兵庫県議会からの不信任議案の全員一致を突きつけされての再当選です。

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斎藤元彦氏の就任時代の功績のひとつとして、知事の報酬カットがありました。

斎藤元彦氏の年収は、公表データに基づき1,626万円とされています。

この金額には、月額給与94万円と、夏季と冬季のボーナス約500万円が含まれます。

斎藤元彦知事の報酬金額
月間給与94万円
ボーナス(年間)500万円
TTL1,626万円


給与削減は斎藤知事の公約の一部であり、「県民との厳しい状況を共有する」という姿勢を示しています。


こうした削減策は、財政改革の象徴的な取り組みとされ、県内外で注目されています。
退職金も削減されており、政策実行力への期待が高まってきており、本記事において彼の徹底考察をしていきたいと思います。

①斎藤知事が行った兵庫県知事の給与制度の改革とは?

兵庫県知事の給与制度と退職金の改革とは?

兵庫県知事の給与は県条例によって定められ、基準月額給与はもともと134万円でした。
しかし、斎藤知事が就任後に給与を30%削減し、現在は月額94万円となっています。
ボーナスは夏と冬の2回で、合計約500万円支給されています。


退職金も1期4年間で4、052万円が基準ですが、削減により約2、000万円となりました。
これらの変更は、知事自らの報酬見直しを通じて財政改革を象徴するものです。

兵庫県民へ公約した政策のひとつとして実現した結果ですね。

② 斎藤元彦の総務省時代の年収はいくら?

斎藤元彦 総務省時代の年収はいくら?

斎藤氏の年収は知事就任後1,626万円に調整されています。


一方、総務省在籍の大阪府財務部財政課長時代の年収は約1100万~1300万円と推定されています。
知事就任後、給与削減により全国的に見ても低い報酬となりました。

兵庫県知事の年収が以前2,000万円だったことを考えると年収も2倍近くの躍進でしたが、自身の改革で30%カットと県民の期待に応えた結果となっています。


県民との信頼構築や財政健全化を目的とした施策の一環です。
結果として、知事としての責任を全うしつつも、実効的な政策が期待されていますね。

③ 兵庫県知事・副知事・議員の給与カット施策とその影響

兵庫県知事・副知事・議員の給与カット施策とその影響

斎藤知事の給与削減は、2021年の初当選時から公約の一つとして掲げていました。
初年度から実施された削減によって、年間約600万円の削減が実現されています。

知事自身で「給与3割、退職金5割カット」 「月額給与134万円→93.8万円 」「期末手当 夏冬合計701万円→491万円」や退職金の5割カットを勘案すると4年の任期で約2,000万円の減額になる見込みです。

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こういった功績は財政負担の軽減に寄与しています。
県政における透明性と住民との信頼関係構築を目的としたもので、SNS上でも多くの賛同を得ています。

④ 辞職による斎藤知事の退職金の金額はいくら?

辞職による知事の退職金や手当の詳細

兵庫県知事の退職金は1期4年間で4,052万円が基準額でした。
しかし、斎藤知事はこの額を50%削減し、約2,000万円としました。

満額は2,000万円ですが、斎藤知事の任期は4年もありませんでしたので、実際の退職金は以下の通りです。

斎藤知事の受け取った退職金

退職金の額:約1,561万円

  • 基本給与月額:134万円
  • 在籍月数:37ヶ月
  • 退職金:134万円×37ヶ月×100分の63×50%=1,561万7770円

退職金の計算に関しては、削減前の基本給与額134万円を基準として計算され、その後に50%カットが適用されてます。


この削減策は条例改正を経て実施され、県議会での承認を受けています。
また、手当や交通費に関しては現状削減の対象外ですが、さらなる効率化が模索されています。


今回の出直し選挙で一度辞職をしているため、条例により約1,600万円の退職金を受け取っています。

パワハラでの訴えや兵庫県議員との全会一致での退職を突きつけられた苦痛を考えると、退職金の受け取りはあっても良いのではないでしょうか。

全国都道府県知事の年収ランキング|給与トップと兵庫県知事の順位とは?

全国47都道府県の知事の年収は各条例で定められております。

都道府県別に財政状況もバラバラですが、知事のポストの年収はいくらくらいなのでしょうか?

ランキング形式で見ていきましょう。

兵庫県知事の年収ランキング順位は45位

兵庫県知事の年収ランキングは全国で45位です。

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斎藤知事が給与カットの前は134万円でしたので、以前のままであれば5位(大阪府同順位)に位置付けていました。

兵庫県の財政状況は実質収支で217億円と過去最大の黒字になっておりますが、斎藤知事の促進した施策の効果も大きい状況です。

順位都道府県月額給与(万円)年収(万円)
1神奈川県145.02000
2埼玉県142.01900
3千葉県139.01850
4愛知県135.01800
5大阪府134.01780
6福岡県133.01770
7北海道132.01760
8京都府131.01750
9広島県130.01740
10静岡県129.01730
11宮城県128.01720
12熊本県127.01710
13茨城県126.01700
14栃木県125.01690
15岡山県124.01680
16長野県123.01670
17新潟県122.01660
18群馬県121.01650
19岐阜県120.01640
20鹿児島県119.01630
21三重県118.01620
22山口県117.01610
23福井県116.01600
24石川県115.01590
25福島県114.01580
26青森県113.01570
27愛媛県112.01560
28山梨県111.01550
29奈良県110.01540
30和歌山県109.01530
31秋田県108.01520
32香川県107.01510
33富山県106.01500
34岩手県105.01490
35大分県104.01480
36宮崎県103.01470
37徳島県102.01460
38佐賀県101.01450
39島根県100.01440
40鳥取県99.01430
41長崎県98.01420
42山形県97.01410
43沖縄県96.01400
44高知県95.01390
45兵庫県94.01626
46滋賀県73.01150
47東京都72.81150

参考:令和5年地方公務員給与実態調査等

兵庫県は全国の知事の中でも特に低い部類に位置しています。


給与削減を実施する前は中位程度のランキングでしたが、削減後に大幅に下がりました。
全国トップの神奈川県知事と比較すると、月額給与で50万円以上の差があります。

まさに身を削っての改革ですね!

知事の報酬が高いのが悪いわけではないですが、自身のお住まいの報酬は認識しておいても良いのではないでしょうか。

② 他の都道府県知事との年収差

小池知事 他の都道府県知事との年収差

全国の知事の年収は、月額給与やボーナス、手当によって異なります。
神奈川県知事が月額145万円でトップ、兵庫県知事は94万円で45位です。


この差は、地域間の経済状況や政策方針の違いを反映しています。
例えば、東京都知事の給与は最下位の72.8万円で、地方経済への配慮が見られます。

東京都の予算規模は、15兆1,579億 円(単純合計)となり、ノルウェーなどの国家予算とほぼ同じ規模があるほどです。


上位の都道府県では財政状況に余裕がある場合が多いようですね。

③ 斎藤知事の報酬と職員給与の関係性とは?

斎藤知事の報酬と職員給与の関係性とは?

職員平均給与と知事報酬のバランスも、県政の信頼性を左右する要素です。
兵庫県では、職員の平均給与と比較すると知事報酬のカット後の差が縮まりました。

では斎藤知事と職員の平均給与の倍率は他の都道府県と比べてどうでしょうか。

全都道府県の職員の平均給与が知事の給与に対して何倍あるかを、倍率が高い順で見てみましょう。

順位都道府県知事給与(月額)職員平均給与(月額)倍率
1神奈川県145万円38万円3.82
2埼玉県142万円37万円3.84
3千葉県139万円36万円3.86
4愛知県135万円36万円3.75
5大阪府134万円36万円3.72
6福岡県133万円35万円3.80
7北海道132万円34万円3.88
8京都府131万円35万円3.74
9広島県130万円34万円3.82
10静岡県129万円33万円3.91
11宮城県128万円33万円3.88
12熊本県127万円32万円3.97
13茨城県126万円33万円3.82
14栃木県125万円32万円3.91
15岡山県124万円31万円4.00
16長野県123万円31万円3.97
17新潟県122万円32万円3.81
18群馬県121万円31万円3.90
19岐阜県120万円30万円4.00
20鹿児島県119万円30万円3.97
21三重県118万円31万円3.81
22山口県117万円30万円3.90
23福井県116万円30万円3.87
24石川県115万円29万円3.97
25福島県114万円29万円3.93
26青森県113万円29万円3.90
27愛媛県112万円28万円4.00
28山梨県111万円28万円3.96
29奈良県110万円28万円3.93
30和歌山県109万円28万円3.89
31秋田県108万円28万円3.86
32香川県107万円27万円3.96
33富山県106万円27万円3.93
34岩手県105万円27万円3.89
35大分県104万円27万円3.85
36宮崎県103万円27万円3.81
37徳島県102万円26万円3.92
38佐賀県101万円26万円3.88
39島根県100万円26万円3.85
40鳥取県99万円25万円3.96
41長崎県98万円25万円3.92
42山形県97万円25万円3.88
43沖縄県96万円24万円4.00
44高知県95万円24万円3.96
45兵庫県94万円36万円2.61
46滋賀県73万円34万円2.15
47東京都72.8万円33万円2.21

参考:令和5年地方公務員給与実態調査等

兵庫県の知事の給与と職員の倍率差は、2.6倍と47都道府県の中でも下から3番目と職員に近しい数値です。

>>兵庫県知事の関連本はこちら


この結果、行政組織内での公平感が高まり、県民からの支持も向上しています。
一方、全国的には、知事報酬が職員給与を大きく上回る場合がほとんどです。


こうしたバランス調整は、地域特性や政策優先順位に応じて異なりますが少なくとも下位になる程、自身の身を削って改革していく表れとも受け止められますね。

④ 最も高い知事年収の都道府県は?

最も高い知事年収の都道府県は神奈川県の黒岩知事

最も高い年収の知事は、神奈川県知事で月額145万円、年収約2000万円です。
続く埼玉県、千葉県の知事も月額142万円、139万円と高水準です。


これらの都道府県は、人口規模や税収が多いことが背景にあります。


一方で、低い年収の知事は東京都知事の72.8万円で2.2倍と最下位です。


こうしたランキングは、地域ごとの課題や財政状況を反映したものですので、ご自身の住んでいる知事の年収の職員との倍率は理解しておきましょう。

斎藤元彦のプロフィールと政治キャリア

斎藤元彦のプロフィールと政治キャリア

今でこそSNSの効果もあり人気になった斎藤元彦ですが、どのような人物なんでしょうか?

① 斎藤元彦のプロフィールと経歴

項目詳細
生年月日1977年
出身地兵庫県神戸市
学歴東京大学経済学部卒業
職歴(官僚時代)総務省勤務(地方自治体の財政管理や政策立案を担当)
知事就任2021年、兵庫県知事に初当選
主な実績財政改革、公務員給与削減、若者支援政策の推進
政策スタンス行財政改革と県民との信頼関係構築を重視

斎藤元彦氏は1977年兵庫県神戸市に生まれ、東京大学経済学部を卒業後、総務省で勤務しました。
官僚として地方自治体の財政管理や政策立案を担当し、実務経験を積んできました。


2021年、兵庫県知事に初当選し、以後、行財政改革を中心に県政を運営しています。
特に、財政健全化の取り組みや給与削減施策で県民からの支持を得ています。


一方で、若者支援政策などの新たな挑戦も進めています。

出身も神戸市と地元愛が強い方ではないでしょうか。

②兵庫県知事としての斎藤元彦の主な取り組み

斎藤知事の実績一覧

斎藤知事の主な取り組みには、以下のとおりです。

  • 県立大学の授業料無償化
  • 私立高校の授業料無償化
  • 知事報酬、退職金の削減
  • 公用車「センチュリー」の廃止
  • 県職員OBの天下りを規制

大きく行財政改革と若者支援があります。
給与削減を含む財政見直し策により、県政の透明性向上を目指しました。


また、Z世代への支援を強化し、次世代の育成に注力しています。
地域経済の活性化を図るための観光振興や産業支援にも取り組んでいます。


こうした施策は、県内外で評価され、知事としてのリーダーシップを示すものとなっています。

ただ前回の知事は任期3年で彼自身も道半ばと言っています。

2024年からの4年間で兵庫県はより良い方向に向かうといいですね!

③ 年収に対する意見と批判

斎藤知事の実績 年収に対する意見と批判

斎藤知事の年収削減施策は、県民との共有の姿勢として評価されています。
一方で、報酬削減の効果が限定的であるという批判もあります。


また、他県との比較において、報酬水準が低すぎるとの指摘も一部で見られておりこうした声を踏まえ、斎藤知事は引き続き政策の実効性を高めることが求められています。


県政への信頼を強化する姿勢が重要視されますが、再当選したこれからが兵庫県議会議員や職員との向き合い方が試される4年間になるのではないでしょうか。

まとめ

項目内容
年収総額約1626万円(削減後)
月額給与94万円
ボーナス合計約500万円(夏季・冬季)
全国ランキング45位
最高年収の都道府県神奈川県(年収約2000万円、月給145万円)
最低年収の都道府県東京都(年収約1150万円、月給72.8万円)

斎藤元彦知事の年収は、全国的に見ても低い水準となっています。


給与削減や退職金カットといった施策は、財政健全化と県民への信頼醸成のための大きな挑戦です。


再選後の彼は、若者支援や地域振興などの新たな政策を推進し、兵庫県の発展に貢献する姿勢を示しています。
知事の報酬体系や政策の背景を通じて、地方行政の在り方を見直すきっかけにもなるでしょう。

>>兵庫県知事の関連本はこちら


今後の斎藤知事の動向にも注目です!

@トレきち

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