茂木敏充の年収が1.6億円説を徹底検証!内訳を公開
茂木敏充といえば、現在自由民主党の幹事長を務め、衆議院議員として10期連続で当選している政治家です。
2024年のポスト岸田文雄として、総裁選での出馬も期待されています。
- 名前:茂木敏充(Toshimitsu Motegi)
- 生年月日:1955年10月7日
- 出身地:栃木県足利市
- 身長:170 cm
- 事務所名:自由民主党
- 活動開始:1993年に栃木県第5区で初当選
- 主な役割:自由民主党幹事長、衆議院議員
1955年生まれで68歳の「茂木敏充」の年収を紐解いていきたいと思います。
茂木敏充の個人としての収入は『0.2億円』 事務所としての収入は『1.4億円』
合計:1.6億円
収入には個人の収入と岸田文雄が運営している事務所の収入があります。
No | 年収の内訳 | 内容 | 金額 | 収入区分 |
---|---|---|---|---|
① | 歳費(基本給) | 国会議員の給与 | 1,542万円 | 個人 |
② | 期末手当(ボーナス) | 年2回支給されるボーナス | 661万円 | 個人 |
③ | その他収入(雑収入) | テレビ出演料など | 47万円 | 個人 |
④ | 調査研究広報滞在費 立法事務費 | 毎月100万円(非課税) 毎月65万円(非課税) | 1,200万円 780万円 | 非課税 |
⑤ | 寄付金 | 国会議員の事務所への寄付 | 1,563万円 | 事務所 |
⑥ | 講演会・パーティ収入等 | 支持層による収入他 | 1億1010万円 | 事務所 |
合計 | 約1億6千万円 |
茂木敏充は自由民主党に所属しており、幹事長という重要な役割を担っています。
自由民主党は日本の主要な保守政党であり、安倍晋三元総理や現在の岸田文雄総理など、多くの著名な政治家を輩出しています。
年収は1.6億円ですが、国会議員であれ累進課税という年収が高いほど税金が高い制度です。
茂木敏充の年収1.6億円に対する税金は所得税45%、住民税10%なので手取りだと7,200万円ほどになる計算になります。
収益の区分ごとの詳細も確認してみましょう。
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①歳費と②期末手当の収入は2,203万円 | 想定される月額給料と1回のボーナスは?
議員歳費は下記の3ステップで決まります。
議員歳費(議員さんの給料)は、「議員歳費法」という法律で決まります。この法律は、国会で国会議員が話し合って決めたルールです。
毎年、政府は次の年に使う予算を作成します。この予算の中に、国会議員の給料も含まれています。
予算案が国会で承認されると、国会議員の給料もその中に含まれます。国の予算状況によっては給料が減らされることもあります。
また国会議員は選挙によって選出されるため、給与の使い道は会計監査によってチェックされることもあるようです。
2024年7月に「所得等報告書」で2023年の所得金額が公開されています。報告書によると、茂木敏充の所得は総額で2,203万円です。
歳費と期末手当の割合はおおよそ『歳費:期末手当=7:3』のため、所得で割りなおすと月額給与と1回のボーナスの想定額がわかります。
- 月額給与(歳費): 約129万円/月
- ボーナス(期末手当): 約330万円/回
ただし株式配当等も含まれるため実際の収入とは金額が異なる場合があります。
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③その他収入(雑収入)はいくら?|国会議員のTV出演料は?
雑収入の金額も「所得等報告書」で2023年の所得金額が公開されています。
報告書によると、茂木敏充の雑所得は総額で47万円です。
雑所得は主に「テレビ出演料」や「講演料」で、政治家のパラメーターとも言われています。
では一般的に「テレビ出演料」の一回の出演料はいくらギャラが発生しているのでしょうか。
国会議員のテレビ出演料は通常「数万円程度」とされています。
具体的には、3万円程度が一般的な相場です。タレントの1回あたりの出演料は数十万円とも言われていますが、国会議員が少ない理由は「文化人(教養人)」枠での出演が理由と言われています。
また公務の一環として出演する場合はギャラを貰わないこともあり、政治家としての立ち位置や公職者としての責任を考慮した結果だと考えられます。
なお、「所得等報告書」に記載されているいわゆる年収は①から③の「歳費」「期末手当」「雑収入」で報道されているため、茂木敏充の年収を表すと以下になります。
茂木敏充の2023年の年収: 2,250万円
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④調査研究広報滞在費と立法事務費では毎月165万円、年間で1,980万円は非課税!
「調査研究広報滞在費」をご存知でしょうか。
こちらは国会議員の運営する事務所への手当で、国政に関する調査研究、広報活動、国民との交流、滞在などの議員活動を行うために支給されるもので、月額100万円が非課税で支給されます。
「立法事務費」はご存知ですか。
こちらは立法活動や調査、事務的な支出をサポートするために使われます。具体的には、事務所運営費、広報活動、地元活動のための費用などに充てられます。
2つとも非課税で毎月165万円が支給されますが、領収書の提出義務がないため、使用用途ははっきり言って不明です。
2021年に新人議員が在職1日にも関わらず満額を受け取ったことを背景に「文書通信交通滞在費」から「調査研究広報滞在費」へ変更されましたが、ザル法と言われる通り改正はほぼされておらず、政治家の闇の資金源です。
- 領収書が不要でお金の使いかたがはっきりしていない(開示義務なし)
- 使わないお金を返す必要はない
- 当選や任期に合わせて日割り支給に改正されたが透明性が不十分
ちなみに対象者は衆議院議員約450名、参議院議員250名の約700名のため、総額8.4億円にのぼります。私たちの税金で有効活用されているか疑問ですが、しっかり国政のために活用いただきたいですね。
茂木敏充の調査研究広報滞在費手当:年間1200万円
茂木敏充の立法事務費手当:年間780万円
計:1,980万円(全角非課税で使途不明)
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⑤寄付金はいくらあるの?|茂木敏充事務所の役割とは
国会議員の業務は多岐にわたるため、広報活動やスケジュール対応などを行う事務所を運営していることが多いです。茂木敏充も茂木敏充政策研究会という事務所を運営しています。
事務所の運営は「収支報告書」で公開されています。
主な役割は以下のとおりです。
No | 役割 | 内容 |
---|---|---|
① | 政策立案・調査 | 法案作成や政策提言のための調査 |
② | 地元対応 | 地元(選挙区)住民からの要望や相談への対応 |
③ | 広報活動 | 議員活動の情報発信 |
④ | 政治資金管理 | 政治資金の調達・管理 |
⑤ | スケジュール管理 | 議員の日程調整 |
⑥ | 国会対応 | 国会での質問や発言の準備 |
⑦ | 党務 | 政党の会合への出席 |
⑧ | 事務局運営 | スタッフの管理、収支報告書作成など |
事務所運営には資金調達が必要です。資金調達には「企業や個人からの寄付金」や「講演会」などがあります。
茂木敏充の事務所を運営するための寄付金はいくらあるかをみてみましょう。
寄付元 | 金額(万円) |
---|---|
個人 | 1,563万円 |
茂木敏充の事務所への寄付金合計: 1,563万円
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⑥講演会・パーティ収入等はいくら?
茂木敏充の事務所を運営するための収入の多くは有料の講演会やパーティ開催があり、目的は以下のとおりです。
- 政治活動資金の調達:パーティ券の販売を通じて、政治家や政党が資金を調達
- 支持者との交流:政治家が支持者や有権者と直接対話する機会を提供
- 政策や活動の説明:自身の政策や活動を説明し、理解を深めてもらう
茂木敏充政策研究会への2023年度の講演会・パーティ収入
講演会名 | 金額(万円) |
---|---|
2022政経フォーラム | 1億1,010万円 |
これらの収入も合計すると以下の通りになります。
茂木敏充の講演会・パーティ収入等の合計: 1億2,573万円
ただパーティについては「収支報告書に記載されていなかった」「資金の一部が議員側にキックバック(配賦)されていた」「20万以下のパーティ券購入は購入者の名前記載がないため出所が不透明」などの問題が判明しました。
こちらの問題は政治資金規正法の規制がゆるいため「ザル法」と批判もされています。
現在は「政治刷新本部」を設置してパーティの開催禁止などが議論されています。
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年収1.6億円の茂木敏充が住んでいる自宅はどこにあるの?
茂木敏充の自宅は、地元の栃木県足利市にある高級マンションです。
こちらは資産公開で公表され、NEWSポストセブンで記事になっています↓
茂木氏は地元・栃木県足利市の高級マンション住まいだが、資産公開を見ると、不動産より金融資産が目立つ。
有価証券の金銭信託が約6244万円、株も、IT企業の「eBASE」(32万株)など4銘柄を保有している。eBASE株の評価額は約1億8000万円、金銭信託と合わせてざっと2億5000万円の金融資産を持つ。
この地域は自然に恵まれており、住環境も良好です。足利市は歴史的な町並みが残り、住民にとっては穏やかな生活が送れる地域です。
自宅のある足利市内の分譲マンションの価格相場は、3LDKで100㎡の最も広い世帯用で、2000万円程度となっています 。
茂木敏充は栃木県足利市にある「マンション」に住んでいる
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茂木敏充の気になる愛車は?
茂木敏充の愛車に関する具体的な情報は公開されていませんが、2016年に足立区・首都高川口線でトラックに後部より玉突き事故がニュースになっていました。
自家用車は不明ですが、公用車は動画にも取り上げられています↓
【速報】 #岸田首相 は8日夜、都内の日本料理店で自民党の #麻生太郎 副総裁と #茂木敏充 幹事長と食事をしました。3時間を超える会食後、茂木氏は報道陣に「お疲れ様、寒いね」と声をかけて車に乗り込みました。首相は6日にも自民党本部で麻生、茂木両氏と会談しています pic.twitter.com/oR4LcPAcOU
— 朝日新聞官邸クラブ (@asahi_kantei) February 8, 2023
車の全貌まで捉えた写真がないので具体的な車種は不明ですが、黒塗りのセダンタイプ(トヨタのクラウンの可能性)だとわかります。
クラウンは日本の高級車の代表的なモデルであり、公用車やタクシーとしても広く使用されています。
以下は、トヨタクラウンの詳細と新車の価格です。
車種 | メーカー | 新車価格 | 特徴 |
---|---|---|---|
トヨタクラウン | トヨタ | 約6,000万円 | 高級感と信頼性、セダンとしての快適な乗り心地 |
このモデルは、高級感と快適さを兼ね備えており、政治家や企業の役員が公務や重要なイベントに参加する際に利用されることが多いです。
黒色のセダンはフォーマルな場に適しており、安定感や重厚感を象徴する色としても認識されています。
茂木敏充の愛車は「クラウン(公用車)」の可能性が高い
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2024年自民党総裁選の候補者たちと茂木敏充の比較
2024年の自民党総裁選は、日本の次期首相を決める重要な選挙です。
現在の首相である岸田文雄氏の任期が9月末に迫っており、9月20日から26日の間に総裁選が行われることが決まっています。岸田氏は現職の首相として実績がありますが、支持率の低迷や裏金問題が弱点です。
総裁選の結果は、次期首相を決定する大きな要素となり、その後の日本の政治や経済に大きな影響を与えることになります。各候補者がどのような政策を掲げ、どのような支持を得るかが注目されています。
ではそれぞれの候補者と茂木敏充の強み、弱みの比較を確認しておきましょう。
名前 | 年代 | 人物像 | 強み | 弱み | 次期総理大臣になる確率 |
---|---|---|---|---|---|
茂木敏光 | 60代 | エリート経歴を持つ実務派 | 経済と外交に強い | 知名度が低い | 高 |
岸田文雄 | 60代 | 穏健なリーダー、現職首相 | 現職、実績あり | 支持率低迷、裏金問題 | 中 |
石破茂 | 60代 | 国民に親しまれる政治家 | 国民人気が高い | 党内基盤が弱い | 中 |
河野太郎 | 60代 | 積極的な改革派 | 発信力が高い | 麻生派の支持を得られない | 中 |
高市早苗 | 60代 | 保守層に支持される女性政治家 | 保守層に強い影響力 | 安倍派との関係が複雑 | 低 |
小泉進次郎 | 40代 | 次世代のリーダー候補 | 若手のホープ、国民人気 | 父親の教えで出馬慎重 | 低 |
上川陽子 | 60代 | 実直な麻生氏の側近 | 麻生氏の支持 | 失速した感あり | 低 |
小林孝幸 | 40代 | 若手の新星 | 将来のリーダー候補 | 政権運営経験が未知数 | 低 |
野田聖子 | 60代 | 多様性を推進する女性リーダー | 女性リーダーの象徴 | 支持基盤が弱い | 低 |
茂木敏充は9人の候補者の中で、次期総理大臣になる可能性は1番目です。
総裁選が近いので引き続き注目したいところですね!
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さいごに
茂木敏充の2023年の年収は1.6億円であることがわかりました。
現在、茂木敏充は自由民主党の幹事長を務めており、引き続き日本の政治の中心で活躍しています。
2024年7月には政治資金規正法改正案の成立に尽力し、引き続き政党内での影響力を強めています。また、茂木氏は外交や経済政策でも多大な貢献をしており、今後も日本の未来を形作るための重要な役割を果たしていくでしょう。
茂木敏充の年齢や今後の活躍を考えると、さらにトップ政治家としての地位を確立するのではないでしょうか。
今後のプロジェクトや新たな挑戦にも注目が集まる茂木敏充。
彼がこれからも政治家として、また公人としてどのように進化していくのか、その一挙手一投足から目が離せません。
2024年9月に任期満了に伴う、自民党総裁選に出馬するであろう他の議員の年収はこちら↓
@トレきち